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諦めなかった彼女のおかげで付き合えた恋

v私に初めて恋人が出来たのは、高校二年生のときの学園祭がきっかけでした。

学園祭の準備の割り当て方はプロジェクトチームのように、各学年の各クラスから何名かが送り出されるシステムです。

私は装飾係として準備に参加することになったのですが、そのときにその後付き合うことになる後輩の、一年生の女の子と出会うことになります。

三年生を受験勉強に専念させるために準備は、私達二年生を中心に行われるのですが、私とその子は同じ「アーチ」を作る班になり、その班のリーダーに私がなりました。

それまで指揮をする立場にも、女性との会話もあまりしたことのなかった私は、オドオドしながらアーチ作りを行っていきます。そんなある日、彼女が私に「先輩って可愛いですね」と声を掛けてくれました。

「可愛い」という表現は恋愛感情なのかな?とも一瞬思ったのですが、普段まったくモテない私はそれを否定的に捉えてしまいました

しかし、その後も彼女は積極的に私に話し掛け続けてくれ、ようやく私も決心し告白することを決意したのです。 その後の関係は、私が大学に入学すると同時に自然消滅してしまうことになります。

しかし最近は彼女のことをよく思い出すようになり、一度会ってみたいとも思っています

 

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